先日、インターネットの安心、安全な利用のために、総務省・文部科学省が支援し小中学生・高校生向け及び保護者・教職員等向けに
実施している啓発ガイダンス「e-ネット安心講座」という研修を受けてきました。とてもわかりやすい講座で、スマホやタブレット、
ゲーム等で、子供達がネットに関わることの恐ろしさや危険性がよくわかりました。これからは、子供達に「ネットを使っちゃダメ!」
と教えるのではなく、「使うことを前提に、正しい使い方を教える。」ことが大切だというお話もいただきました。
話の中で印象に残ったのは、「ネット(ゲーム)依存は、場合によっては薬物依存より恐ろしいということ。」「子供にSNSをさせ
ることの危険性」「ベッドにスマホを持ち込ませない。」「安易に、ネット上に個人情報をあげることの恐ろしさ」「誰がスマホやゲー
ム、タブレットを持たせたのか。持たせたものには、教育と管理の第一責任がある。」などです。
とにかく、子供達に、ネット関連機器を持たせ、使わせる以上は、周りの大人(特に保護者)がしっかり教育し、管理することが大切
であることを痛感しました。その講座で、何度も、力説していたのは、①家庭内でルールを作ること。②必ず、フィルタリングをすること。
この2点です。今まで、SNSやネット上の様々なトラブルに巻き込まれた子供はほぼ100%、これらができてないそうです。
参考までに、内閣府が作っている政府インターネットテレビという動画を紹介します。是非、ご家庭での御指導の参考にしてください。
「インターネットの危険から子供を守る!『フィルタリング』をお忘れなく」 また、ネットいじめなど、ネットの悪質な使い方で、被害を受けている子供も多数いる現状から、援助希求能力も重要だという話がありました。
この能力は、困ったら、できるだけ早く援助を求める能力であり、自分を守るための立派な能力だというお話もありました。なかなか相談でき
る人がいない場合には、公の相談機関があることも紹介していただきました
。(※こちらを参照⇒『子供の人権110番』(法務省))